スーパーで見かけることもある明日葉。

ほかの野菜と比べると、ちょっと手を出しづらいイメージがあるのではないでしょうか?

でも明日葉には私たちの健康をサポートしてくれる、素晴らしい栄養成分がたくさん含まれているんです。

明日葉を食べるとどんなメリットがあるのか、明日葉の効果と効能について調べてみました!

 

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明日葉ってどんな野菜?

はてな

 

明日葉はセリ科の植物で、「摘んでもまた明日には新しい葉が生えてくる」と言われているところから、この名前が付きました。

実際には4~5日かかるのですが、その生命力の強さから滋養強壮に良いとされています。

明日葉は日本が原産で、伊豆半島や伊豆諸島、房総半島、三浦半島などの暖かい太平洋側の地域で育ちます。

一年を通して収穫が可能ですが、旬は新芽が伸びてくる2~4月となっています。

どうやって食べる?

私たちが食べるのは柔らかい葉や茎の部分。

明日葉の食べ方としては、天ぷらやお浸しが有名ですね。

ほかにも鍋や炒め物に使っても良いですし、青汁や野菜ジュースの材料としても使われています。

独特の苦みが特徴でもあるのですが、苦手意識が強いという方もいると思います。

 

明日葉特有の苦みや香りは、さっと茹でて水にさらすことで適度に抜けて食べやすくなります。

ただし、明日葉に含まれる栄養成分には熱に弱い性質のものもたくさんあります。

せっかくの栄養素が出ていかないように、茹でる時間は短めにしましょう。

苦み成分は油分でコーティングすることもできるので、味付けにごま油やオリーブオイル、マヨネーズなどを使うのも良いでしょう。

 

明日葉に含まれる栄養素

明日葉はビタミン・ミネラルをはじめ、身体に良い成分が豊富に含まれています。

 

  • βカロテン(ビタミンAに変換される)
  • ビタミンB群(特にビタミンB2)
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カルシウム
  • カリウム
  • 亜鉛
  • 食物繊維

 

これらのほか、明日葉特有のポリフェノールの一種である、フラボノイド「カルコン」や「クマリン」も豊富。

カルコンやクマリンは、明日葉の葉や茎を切ったときに断面から出てくる薄黄色の汁に含まれています。

 

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明日葉の効能

ポイント

抗酸化作用

ポリフェノールの一種である、フラボノイドの「カルコン」には強力な抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは、体に害をなす活性酸素を除去してくれる作用のこと。

老化防止、また内臓や血管などの体内の老化現象も予防してくれる、体のサビ取りのような役割を持っています。

カルコンやクマリン以外にも、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEにも抗酸化作用はあります。

 

皮膚・粘膜の健康維持

βカロテンから変換されるビタミンA、そしてビタミンB2、ビタミンCは皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる作用を持っています。

ビタミンCはコラーゲン生成にも欠かせないので、女性にとっては嬉しいですね。

健康的な肌や髪、爪を保つためにも必要ですし、口内や喉の粘膜を丈夫にすることでの免疫力アップも期待できます。

 

血行を良くする

ビタミンEには毛細血管を広げて、血行を良くしてくれる作用があります。

抗酸化作用によって血液がサラサラになるため血流改善が望めますね。

また鉄には全身に酸素を運んでくれるヘモグロビンをつくる作用があるため、貧血の改善にも繋がります。

 

 

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水分バランスの調整

クマリンと、明日葉に含まれる「ルテオリン」という成分には、利尿作用があることで有名です。

余分な水分を排出してくれることにより、むくみ改善など女性に嬉しい効果が期待できます。

 

塩分濃度の調整

明日葉に豊富に含まれるカリウムは、体内のナトリウム(塩分)バランスを調整してくれる作用があります。

それにより血圧を下げて、高血圧を予防してくれます。

 

脂肪燃焼

カルコンには脂肪を燃焼してくれる作用があり、内臓脂肪の減少が期待できることが、マウスを使った実験で証明されています。

セルライトの解消やダイエット効果も望めますね。

また、脂肪燃焼により善玉ホルモンである「アディポネクチン」が増えます。

善玉ホルモンのアディポネクチンは健康維持のためには重要であるとされ、エネルギー代謝などを担ってくれています。

 

血糖値の低下

カルコンが脂肪を燃焼させることによって善玉ホルモン「アディポネクチン」が増えると、インスリンのはたらきもサポートしてくれます。

こちらも糖尿病のマウスに行った実験で明らかにされており、血糖値のコントロールが期待できます。

 

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明日葉の健康効果

運動 エクササイズ

動脈硬化の予防

動脈硬化によって血液の流れが悪くなったり血栓ができたりすると、脳卒中や心臓病にも繋がってしまいます。

明日葉にはカルコンやクマリンを始め、動脈硬化を予防してくれる抗酸化作用をもつ栄養成分が豊富に含まれています。

 

血圧の調整

高血圧というと塩分の摂りすぎが大きな要因となっていて、日頃の食生活で注意する必要があります。

明日葉に含まれるカリウムには、体内の塩分濃度を調節してくれる作用があるので嬉しいですね。

 

血糖値を下げる

明日葉特有の成分カルコンは脂肪を燃焼し、インスリンのはたらきをサポートしてくれる「アディポネクチン」を増やします。

それにより血糖値が低下するため、糖尿病の予防に繋がるのです。

 

肥満の予防

カルコンが脂肪を燃焼してくれることにより、肥満の予防も期待できます。

肥満はメタボリック・シンドロームのほか、様々な病気を招く原因にもなってしまいます。

規則正しい生活や運動などとともに、肥満防止のサポートとして明日葉を取り入れてみるのも良いでしょう。

 

便秘改善

明日葉には食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を整えながら便秘を解消してくれる効果が望めます。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維という二種類がありますが、明日葉には2つがバランスよく含まれているんです。

 

免疫力アップ

ビタミンAやビタミンB2、ビタミンCが粘膜(のどや鼻)を丈夫にしてくれるおかげで、風邪やインフルエンザなどの予防につながります。

またビタミンCには細菌やウイルスと戦ってくれる白血球を強くしてくれる効果もあります。

 

日頃の不調の改善に

ビタミンAには目の機能をサポートしてくれる効果もあります。

ビタミンAが不足すると視力の低下や夜盲症、角膜へのダメージなどの原因になってしまいます。

ビタミンEの血流改善は、肩こりや冷え性などを解消してくれます。

内側から体質改善をしてくれるのは嬉しいですね。

 

美容にも

明日葉に備わっている抗酸化作用は、肌の酸化によるシミやしわなどの老化現象を防いでくれます。

またコラーゲンの生成に欠かせないビタミンCもありますし、血行を改善してくれるビタミンEは肌の調子も整えてくれます。

ビタミンEには紫外線から肌を守ってくれる効果も期待できます。

 

 

さいごに

明日葉の良さは伝わったでしょうか。

明日葉はビタミンやミネラルが豊富で、さらに明日葉特有の成分であるカルコンやクマリンにも健康のための嬉しい作用が詰まっています。

独特の苦みがある明日葉ですが、さっと下茹でするだけで苦みも抜けて食べやすくなります。

調理が面倒という方には、明日葉を使った青汁というのも各メーカーから出ているので、それを利用してみても良いかもしれませんね。

 

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【参考】
「明日葉とは」健康食品事業 タカラバイオ株式会社
「食べるくすりの辞典」 東京堂出版