原因不明の耳鳴り、頭痛、腰痛、肩凝りに悩まされていませんか?それは自律神経失調症かもしれません。

ストレスでも自律神経失調症になりますが、中にはうつ病や更年期障害が隠れていることもあります。

普通の病気と違って原因がはっきりしないため分かりにくく、放置してしまうケースがあります。

 

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自律神経失調症の症状とは?

自律神経失調症の定義はあいまいで、特定の病名は存在せず、色々な症状の総称のことです。

検査をしても異常が見当たらず、内臓や精神の病気もないのに自律神経に関係する不調がある状態、ということのようです。

さらにややこしいのは症状が1つではなく、複合的に起こってくるため、薬だけが増えてしまったという人もいること。

自律神経はきちんと働いているか、まずはチェックしてみましょう。

自律神経失調症セルフチェック

  1. 頭痛がする
  2. めまいがする
  3. 耳鳴りがする
  4. 肩凝りがひどい
  5. 首の凝りがひどい
  6. 肌が弱く敏感
  7. 寝起きが悪い
  8. 寝つきが悪い
  9. 喉が詰まる感じがする
  10. 飲み込む時に違和感がある
  11. 季節に関係なく手足が冷える
  12. 突然動悸がする
  13. 下痢しがち
  14. 便秘しがち
  15. 手足がしびれる
  16. 手足が震える
  17. 手足が痛い
  18. だるさが取れない
  19. 無気力、脱力感がある
  20. 気分が落ち込む

 

当てはまるものが5個以上ある場合は、自律神経失調症の可能性があります。

 

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自律神経失調症の種類

医者

 

自律神経失調症には5つのタイプがあります。

本態性自律神経失調症

先天的に自律神経が乱れやすいので虚弱体質や低血圧の人が多く、頭痛や肩こり、だるさなどに悩まされています。

 

神経症型自律神経失調症

心理的な不安や恐怖などから自律神経の機能に乱れが生じ、原因不明の不快な症状が現れます。

小さな事でも気にする人が多く、自分の体の変化に敏感な人が多いです。

 

抑うつ型自律神経失調症

疲労、不眠、食欲不振や倦怠感等を中心にした症状が現れます。

慢性的なストレスが原因で鬱状態になり、自律神経がおかしくなってしまいます。

頭痛や腹痛などの体の症状が多く、仮面うつ病として現れることがあります。

 

心身症型自律神経失調症

一番多いのがこちらで、心と体の両方に症状が出ます。

特徴は自分を無理に抑えて、周囲の人たちに合わせようとしてしまうタイプであるということ。

 

生活習慣性自律神経失調症

夜更かしをしたり勤務時間帯が不規則なため、体内時計が崩れてリズムが狂ってしまいます。

休まなければいけない時間帯に交換神経が活発化してしまうため、動悸や発汗などの症状が出ます。

反対に日中の活動する時間帯に交感神経が働かず、めまいや立ちくらみ、だるさや低体温といった症状が現れやすくなっています。

 

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自律神経失調症の原因

生活リズムの乱れ

自律神経は太陽のリズムに合わせる働きがあって、ヒトにとってはそれが一番自然な形です。

日中は副交感神経が働き活動的になりますが、夜には副交感神経が優位になり、睡眠へとスムーズに移行できるようにしているのです。

ところが現代では、自然の働きを狂わせる要因がたくさんありますよね。

長時間労働で眠るのが深夜を過ぎていたり、昼夜逆転する生活をしていたりすると、徐々にリズムが乱れてしまうのです。

 

ストレス

ストレスと無縁の人はあまりいないと思いますが、自分にとって何がストレスになっているかをはっきりと自覚できないことも。

特に完ぺき主義であったり、責任感が強く真面目なタイプの人であるほど、その場の環境に適用しようとする傾向がありますよね。

このようなタイプの方は、ストレスを自覚していなくても限界まで頑張ってしまう傾向があるので要注意です。

心身の状態に影響が現れ始めてから気づくことが多いため、早めに兆候を見逃さないことが大切です。

どのような時にストレスを溜めやすいのか、性格や考え方のクセを自覚しておくと、最悪の状態になる前に物事の対処が可能となります。

 

うつ

実は自律神経失調症と、深い関わりがあるのがうつ病です。

自律神経失調症の裏には、実はうつ病が隠れていたということも多いのです。

特に体の病気と間違われる、仮面うつは自律神経失調症と同じような症状が出ます。

 

仮面うつの症状はさまざまで、頭痛、腹痛、息切れ、動悸など。

日本では精神疾患に対する抵抗感があるため、うつではなく、自律神経失調症と呼ばれてきたのではないかとも言われています。

うつ病を疑った場合は、早めに適切な治療を受けるようにしましょう。

 

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更年期障害

更年期障害でも自律神経失調症の症状が現れます。

更年期に入って、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで視床下部の活動に影響が出ます。

視床下部は卵巣機能など、自律神経の中枢を支配しているため、自律神経失調症のような症状が現れるようです。

 

更年期障害には、漢方薬がよく使われています。

処方されることが多いのは、当帰芍薬散や温経湯、桂枝茯苓丸や加味逍遙散など。

体質や抵抗力の強弱をあらわす「証」を捉えることが重要になってきますので、実績のある漢方薬局か医師に診てもらうようにしましょう。

 

ストレートネックや頸椎の異常

首の骨格が正常な位置からずれると、頚椎の異常から、自律神経失調症やうつ病のような症状を引き起こすことがあります。

また交通事故によるむち打ちなどの衝撃によっても頸椎がずれ、自律神経失調症のような症状が現れることもあります。

治療は早めに行うに越したことはないのですが、注意しなければいけないのはどこの治療院に行くかです。

 

首にはたくさんの神経が通っていて非常にデリケートな部分であるため、逆に痛めてしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。

首の治療を受ける場合は、ボキボキと首の骨を鳴らして調整する整体はかなり危険なので、おすすめできません。

科学的な方法で調整を行う、アトラスオーソゴナルカイロプラクティックが安全でおすすめです。

第一頸椎を調整してもらうことによって、不快な症状から解放されたというケースもあります。

 

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自律神経を自力でコントロールする方法

運動 エクササイズ

1日のリズムを整える

不規則な生活を続けると体内時計が狂ってしまい、生活リズムも乱れてしまいます。

体内時計は24時間からわずかにずれているので、調整するためには朝に太陽の光を浴びることが大切。

休日でも朝の8時ぐらいまでには起きるようにしてカーテンを開け、太陽光をしっかり浴びます。

 

朝に光を浴びると、脳内ホルモンであるセロトニンが分泌され始め、副交感神経から交感神経になり、体が活動モードに切り替わるのです。

セロトニンにはイライラや不安感を抑え、精神的な安定をもたらす働きがあるといわれています。

さらに夜になるとメラトニンというホルモンの分泌を促し、良い眠りにつくことができるので、規則正しい生活を送るというのは自律神経失調症を自力で治すうえで大切なことなんですね。

 

バランスの良い食生活

生活リズムが乱れないように食事も決まった時間に取り、1日3食を守るようにしますが、外食は糖質や脂質、塩分が多くなりがちなので、自分で作ると栄養バランスが良くなります。

難しい場合は、丼ものや麺類など炭水化物中心の献立を避け、野菜が中心の和食を選ぶなど少し気を配ってみましょう。

食事は消化不良を防ぐためにもよく噛み、できれば1回30回は噛むと良いですね。

食事の量も腹八分目にとどめ、寝る2〜3時間前は何も食べないようにすると良さそうです。

栄養バランス

食事の時間だけではなく、栄養バランスも大切。

栄養は主食、主菜、副菜の3つから選ぶようにすると、献立を考えるのも楽になります。

ご飯やパン、麺類などの主食は、炭水化物でエネルギー源ともなるので、朝も抜かずにしっかりとることで1日を活動的に始めることができますね。

 

主菜の肉、魚、卵、大豆などのたんぱく質は血や筋肉を作り、必須アミノ酸のトリプトファンは先ほどの脳内ホルモンであるセロトニンの材料にもなります。

ストレスに強い体を作るので、自律神経を整えるためにもしっかりとりましょう。

副菜は野菜、キノコ、イモ、海藻などのビタミンや食物繊維で、お腹の調子を整えてくれます。

果物や乳製品なども加えれば、栄養バランスの良い食事をとることができます。

 

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夜はリラックスする

 

リラックスするためには副交感神経を優位にし、睡眠モードに切り替える必要があります。

温度が熱いお風呂に入ってしまうと交感神経が活発になってしまうため、ぬるめのお風呂に入ってゆっくりしましょう。

湯船に入っている間にマッサージもしてみるとリラックスできますよ。

 

また当然ですがカフェインをとってしまうと神経が興奮して寝付けなくなるので、夕食後はできるだけノンカフェインの飲み物にとどめておきましょう。

寝る前のホットミルクはメラトニンを促し、カルシウムが神経を落ち着かせてくれます。ハーブティーなどもいいですね。

寝る前のストレッチも良いですが激しいものではなく、ヨガなどゆったりしたものがおすすめです。

 

自律訓練法をやってみよう

自律訓練法とは、簡単に言えば、「自分で自分に催眠術をかけてリラックスする」もので、1932年にドイツの精神医学者シュルツが始めました。

自律訓練法を始めるにあたって、まずは姿勢を作ります。

座って行う場合は、椅子に深く腰掛け、両手はももの上に置き、背筋が自然と伸びるように頭が一本の糸で上に引っ張られているイメージです。

 

仰向けに寝転がって行う場合は両手両足を軽く開いて、だらんと脱力した状態を作ってください。

次に気持ちを落ち着かせ、軽く目を閉じて深呼吸をしてリラックス。「気持ちが落ち着いている」と心の中で唱えましょう。

 

6つの公式

準備が整ったら、目は軽く閉じたまま、以下の6つの公式を行っていきます。

最初は2つ目まで、慣れてきたら6つ目までできるようになると良いですね。

ポイントは、それぞれの公式の言葉を「心の中で唱える」ことです。

 

<第1公式:四肢の重感>

「右手が重たい」→「左手が重たい」→「右足が重たい」→「左足が重たい」と唱えながら、それに合わせて腕と足の重さを感じます。

両腕、両足をそれぞれ同時に行っても大丈夫です。

 

<第2公式:四肢の温感>

「右手が温かい」→「左手が温かい」→「右足が温かい」→「左足が温かい」と唱えながら、腕と足が温かいことを感じます。

 

<第3公式:心臓調整>

「心臓が規則正しく打っている」と唱えながら、鼓動を感じます。


<第4公式:呼吸調整>

「楽に呼吸をしている」と唱えながら、呼吸を感じます。

 

<第5公式:腹部温感>

「お腹が温かい」と唱えながら、腹部の温かさを感じます。

 

<第6公式:顔涼感>

「額が心地よく涼しい」と唱えながら、額の涼しさを感じます。

 

ここまでを慣れてきたら1日3回、トータル3~5分ほどで行うようにします。

ただし、第3~第6公式では、それぞれの部分に疾患がある人は悪化する可能性もあるので、念のため避けるようにします。

 

<消去動作>
さいごに、自分にかけた催眠を解きます。

手を強めにグーパーしたり、両手を組んで大きく伸びをしたり、首や肩を回したりして、体を目覚めさせましょう。

 

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