夕方になると体がだるくなって、眠りに落ちるような感覚を経験したことのある人は多いのではないでしょうか。

この時間帯に仕事の能率が最も落ちる、ともいわれています。

風邪や体調の悪さ以外で起こる、夕方のだるさの正体は一体何なのでしょうか。

 

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夕方になるとだるくて眠い原因は?

もやもや

だるさにはさまざまな原因があります。

ストレス

ストレスで緊張状態が長く続くと交感神経が優位に立ち、神経が高ぶったままになることがあります。

朝起きてもだるさや疲れが残っているときは、自律神経がうまく切り替わらず、十分な睡眠が取れていない可能性もあります。

寝る前はお風呂でリラックスするなどして、副交感神経を働かせるようにするといいですね。

 

うつ

うつ病でもだるいと感じることが多くなり、特に不眠はうつ病の初期からよく現れる症状です。

うつの症状には以下のようなものがあります。

 

  • 気分が落ち込む
  • なかなか寝付けず、すぐに目が覚める
  • 疲れが取れず、休んでもすっきりしない
  • 少し働いてもだるくて寝込んでしまう
  • 集中力が続かない
  • 何をしても楽しくないし、ご飯もおいしくない

 

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生理前や更年期障害

女性の場合ですと、生理前や更年期障害でだるさや眠さがあらわれます。

生理中に眠くなる原因は血液が子宮周辺に集まり、脳に十分な栄養素が行き渡らなくなるからです。

また生理中には血液がたくさん外に出るので貧血になりやすく、だるい、眠いなどの症状が出ます。

 

鉄分不足は、だるさや疲れに深く関わっているといわれています。

女性は5人に1人は貧血であるといわれているので、鉄分を十分に補えるような食生活を心がけましょう。

男性の貧血も意外と多く、女性とは違った病気である場合があるので注意が必要です。

鉄分は魚や肉の赤身、レバーに含まれる動物性のヘム鉄と、大豆や卵、緑黄色野菜に含まれる植物性の非ヘム鉄に分かれます。

 

豊富に含む食材は、豚、鶏のレバーやがんもどき、岩のり、ひじきなど。

植物性の鉄分は吸収率が良くないので、ビタミンCと一緒にとると吸収率がアップします。

またお茶やコーヒー、赤ワインなどに含まれるタンニンは非ヘム鉄の吸収を妨げるため、飲む場合は間隔を空けるようにすると良いですね。

 

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慢性疲労症候群

 

慢性疲労症候群は、朝起きるとひどい疲労感に襲われ、人によっては風邪のような症状があらわれることもあります。

他にも夜中に起きてしまう、腹痛、頭痛、集中力が落ちるなどの症状が出ることがあり、多くの人は疲労感が際立っているのが特徴です。

診断される条件

以下の4つすべての条件を満たすと、慢性疲労症候群と診断されます。

 

  • 経験したことのない原因不明の疲労が6ヶ月以上続く
  • 休んでも疲れが取れない
  • 運動で生じたものではない
  • 仕事や学業など生活に大きく影響を与えるもの

 

原因

慢性疲労の原因ははっきりと分かっていませんが、ストレスが誘引するという説が有力で、他にも免疫の異常、脳・神経系異常、内分泌異常が関係しているともいわれています。

ストレスに対する遺伝的な素質も関係して、細かい作業をする能力が高く、小さなことが気になる性格の人や完璧主義の人が多いようです。

また慢性疲労症候群の患者は、65%の人がアレルギーを持っているともいわれます。

食品アレルギーを取り除くことで改善したケースもあるようで、疲労感が抜けない場合は、やはりアレルギーが関わっているのかもしれません。

 

食品アレルギー

以下に当てはまる場合は食品アレルギーの可能性があるようです。

 

  • 目の下にクマがある
  • 目の下がむくむ
  • 下瞼のあたりに水平にシワが何本かある
  • 慢性的に鼻水や鼻づまりがある
  • 原因不明で腺が腫れやすい
  • むくみやすい

 

いずれにしても、病院で一度検査を受けてみることをおすすめします。

 

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低血糖症

 

お昼を食べた数時間後、夕方頃にだるさと眠気のピークがくるのであれば、低血糖の可能性があります。

食後の血糖値は、なだらかに上がっていくのが理想です。

低血糖症の人の場合、血糖値が急激に上がっていき、急激に下がることが問題となります。

急激な上昇と下降が体にとって大きな負担となり、内分泌系や自律神経、さらには人格にまで様々な症状を引き起こすこともあります。

 

低血糖は血糖値のコントロールがうまくいかなくなるので、糖尿病と似たような種類のものだといわれています。

うつ病、パニック障害、統合失調症、てんかん発作、神経症などの精神疾患と診断されることもあることから、発見しづらいのが問題となっています。

感情のコントロールができなくなり、イライラ、落ち込み、怒り、不安感、突然キレるというような精神状態になるので性格が異常だとみなされる場合も少なくありません。

 

低血糖症になりやすい体質

  • 胃下垂である
  • 家族に糖尿病の人がいる
  • 貧血になりやすい
  • アレルギーがある
  • 先天的糖尿病がある
  • 自律神経失調症である
  • 甲状腺の機能障害がある

 

病院に行っても、初めから低血糖症という診断名をつける病院はあまりありません。

低血糖症は糖尿病治療のインスリン注射によって症状が出るものとして知られていますが、健康な人でもなる可能性があります。

自分が低血糖症ではないかと疑い、病院に行って数時間ごとのブドウ糖負荷検査を行うことでようやく低血糖症と診断される方もいるようです。

発見しづらいので潜在的な患者数はもっと多いと言われていて、アメリカでは2,000万~4,000万人の患者がいると推定されています。

日本でも最近言われ始めましたが、低血糖を疑うようであれば、専門の病院でブドウ糖負荷検査を受けてみると良いかもしれません。

 

 

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

機能性低血糖症の症状をチェック!原因は食事?

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アレルギー検査は何科に行く?料金はいくら?

 

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【参考】
慢性疲労症候群を正しく知るサイト
ジョナサン・ライト 『新・栄養療法』