「視界がキラキラする」なんて表現するとロマンチックな感じもしますが、実際になっている人からすると不安なもの。

「チカチカ」や「ギザギザ」で銀色に見えると表現する方もいます。

目に異常があることもありますが、原因として多いのは片頭痛の前兆現象です。

視界がキラキラする時に、体の中でどんな異変が起こっているのでしょうか。

 

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視界がキラキラする閃輝暗点

 

 

視界がキラキラするという時に、可能性として一番に挙げられるのが閃輝暗点(せんきあんてん)です。

閃輝暗点が起こる原因は脳にあります。

視界がキラキラするとは?

「キラキラする」「チカチカする」「流れ星が色んな方向に流れている」「ラメ」「ガラスの破片」「キラキラした砂嵐」など、表現方法は色々あります。

実際に経験した人でも言葉で表すのは難しいらしく、病院によっては絵に描いて表現してもらうという方法を取っているところもあります。

キラキラが見える位置は視界の外側や半分くらいなど、一部分だけに現れることが多いようです。

見えにくくなったり視野が狭くなるため不安に思う人も多いですが、「不思議な感じ」「きれいだ」と表現する人もいるところが面白いですね。

 

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閃輝暗点って?

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まずは視界の中心がキラキラと光ります。

太陽やライトなど眩しいものを見たあとに残像が残りますが、最初に起こるキラキラはそんな残像に似ているそう。

キラキラと共に、視界の一部がゆらゆらと揺れたり歪んだり、視界が暗くなるという症状が現れることもあるようです。

 

その後中心部分に出ていたキラキラが拡大していき、光の波が視界の隅へと広がっていきます。

光の波はギザギザやジグザグなどと、稲妻のような形で表現されることがあります。

キラキラが広がっていくのを追うように視界の中心から暗くなっていき、目を閉じていたり細めてみたりしても変わらずに出現します。

閃輝暗点の原因

片頭痛は、セロトニンによって脳血管が収縮し、拡張した時に脳血管の周りにある三叉神経を刺激することで起こります。

以下のようなものが原因として考えられています。

 

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • ホルモンバランス
  • 季節の変わり目
  • 気温の変化
  • アルコール

 

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片頭痛の前兆?

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片頭痛持ちの人の3割が頭痛の前兆を感じるようで、前兆の9割を占めるのが視界がキラキラする閃輝暗点です。

閃輝暗点が起こっている時間は20~30分ほどで、それから片頭痛の痛みが訪れるケースが多くなっています。

若い人によく見られる症状で、年を重ねるうちに起こる回数も少なくなることが多いようです。

中年以降の場合、症状は閃輝暗点だけで、頭痛は起きないという人もたくさんいます。

 

しかし実は閃輝暗点が起こる理由には、脳梗塞や脳腫瘍、また血栓ができているなどの一過性の脳障害の可能性も考えられます。

閃輝暗点は片頭痛の前兆であることが多いのですが、原因が脳内にあるため脳疾患の可能性も否定できません。

視覚障害ではありますが、閃輝暗点の専門は神経内科や頭痛外来になるので、一度病院で診てもらいましょう。

片頭痛だと思っても一度しっかりと検査を受けておくと、脳疾患が隠れていないか分かるので安心できると思います。

 

 

視界がキラキラする時の対処法

頭痛薬の種類

鎮痛剤は市販でも手に入りますが、片頭痛が起こるメカニズムから考えてもあまり効果は期待できません。

痛みが強い時や、片頭痛が頻発するという時には病院で診てもらい、薬を処方してもらいましょう。

病院で処方される薬はトリプタン系が主流ですが、カルシウム拮抗薬・抗てんかん薬・βブロッカー、抗うつ薬などを処方されることもあります。

 

頭痛を訴えて病院に行った場合、まずは問診でどれだけ症状を正確に伝えられるかが鍵となってきます。

頭痛には片頭痛以外にも種類があるため、片頭痛の症状をしっかり理解しておくと伝えやすいですね。

またトリプタンで効果がない人や痛みが激しい場合などは、頭痛の予防薬が処方されることもあります。

 

予防薬がすすめられる人

  • 痛みが月2回以上ある
  • 日常生活に支障が出ている
  • 痛みに過敏になっている

 

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日々の生活で気を付けること

ストレスを溜めない

自律神経やホルモンバランスが乱れると、血管を収縮させるセロトニンが過剰放出されてしまいます。

ストレスは片頭痛以外にも様々な病気の原因になるので、自分に合った方法で解消していくことが大切です。

 

食生活の改善

アルコール(特に赤ワイン)・チョコレート・チーズ・ソーセージは血管を収縮させる作用があるので、片頭痛持ちの人は控えると良いでしょう。

また栄養の偏り、脂肪分の取り過ぎは血流不良を起こしやすくするので、バランスの食事が実は最も大切なのです。

 

偏頭痛を誘発する頭痛に悪い食べ物や飲み物に注意!

 

睡眠時間

寝不足は血行不良を起こし、ストレスや疲労の蓄積にも影響しますが、かといって寝すぎも良くありません。

寝すぎると血管が拡張して片頭痛を引き起こすことがあります。

「休みの日だからお昼まで寝る」ではなく、毎日同じ6~8時間の睡眠時間を確保することが大切です。

 

片頭痛と上手に付き合うには?

 

片頭痛とは上手に付き合っていくことも大切です。

冷やす

片頭痛は血管の拡張によるものなので、温めると血流が良くなってしまい逆効果です。

お風呂やシャワー、またマッサージも血流を良くする作用があるため控えたほうが無難でしょう。

冷たいタオルなどを痛みの強い場所に当て、安静にすることで痛みを和らげます。

 

安静にする

片頭痛が起こっているうちは光や音に対して過敏になることが多くあります。

できれば明かりを消して静かな部屋で横になることがベストです。

もし痛みが酷く、動くことも辛いようなら椅子に座って目を閉じているだけでも良いでしょう。

 

カフェインをとってみる

カフェインには血管を収縮させる効果があり、片頭痛を和らげるのに重宝されます。

コーヒーや緑茶に入っているので、一息した時に飲むと良いですね。

ただし飲み過ぎは逆に症状を悪化させてしまうこともあるため、注意が必要です。

1日にマグカップ3杯くらいまでに留めておきましょう。

 

ツボ押し

外出先で冷やしたり休んだりできない時もありますが、応急処置として効果的なのがツボ押しです。

視界がキラキラして前兆が出てきたら、素早く押してみると効果的です。

片頭痛に効くツボは2つあり、頭頂部にある「百会」と耳の後ろにある「風池」というところです。

 

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視界がキラキラする他の原因

その他にも病気を疑った方が良い場合と、そうでないものがあります。

ブルーフィールド内視現象

病気ではなく、視界の中を細かい光がキラキラ無数に動いて見える現象のことで、誰でも見ることができます。

スピリチュアルなので、プラーナや光のエネルギーということもあるようですが、正体は網膜の毛細血管を流れる白血球。

ブルーフィールド内視現象は青空で症状が強く出るため、晴れた日の青空を背景にするとキラキラが見えやすくなります。

室内でも見える方がいるようですが、内視現象は青い光があると見えやすいため、見たくない場合は蛍光灯ではなく白熱電球やLEDにすると良さそうです。

 

起立性調節障害

起立性低血圧や脳貧血ともいわれ、普通の鉄欠乏性貧血とは違います。

学校の朝礼などで長時間立っていると、立ちくらみがして倒れてしまうというのが特徴です。

脳貧血で感じる視覚障害は、キラキラというよりもチカチカに近いかもしれません。

 

横になっていて急に起き上がった時、立ち上がった時、また長時間立ちっぱなしの時に起こるもので、血圧が急降下することが原因です。

血圧の急降下は、自律神経のバランスの乱れによって引き起こされ、低血圧になることで脳の視覚野の血管が収縮するため目がチカチカします。

他には、サーっと血の気が引く感覚や冷や汗、めまいや立ちくらみがあり、ひどい時は失神してしまいます。

 

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光視症

 

眼に光が当たっているわけでもないのにキラキラ、チカチカと眩しいときは光視症かもしれません。

特に暗い場所で自覚することが多く、光がピカッとしたり、うごめいたり、チカチカしたり、見え方はさまざまです。

光は目の外側、耳の方であらわれることが多いですが、中心でも見えることがあります。

光視症は網膜が引っ張られることによる刺激で、実際にはない光を感じているのです。

 

よく頭を思い切りぶつけた時に、視界に星が飛ぶというような表現がされますよね。

星が飛ぶのも、ぶつけた時の網膜の刺激でキラキラが見えるという、光視症の一つです。

光視症は深刻な病気ではありませんが、網膜裂孔などの病気に進行することも考えられるので、定期的な検査をおすすめします。

 

飛蚊症

視界に黒い点やほこり、虫のようなものがちらつく場合は、飛蚊症が考えられます。

飛蚊症は加齢が主な原因で、硝子体というゼリー状の繊維が濁ってくることによって起こります。

硝子体が濁ると、特に目を動かした時に黒い点やほこりが見えるようになるのです。

飛蚊症は放置すると網膜剥離や網膜裂孔などの重大な眼病に発展することもあるので、飛蚊症が現れたら必ず精密検査を受けるようにしてください。

網膜裂孔などが見つかった場合は、直ちに手術をしないと失明してしまうこともあります。

 

 

さいごに

視界にキラキラが出た時は無理に動かずに、ゆっくりと休むことも大切です。

特に車の運転などは危険を伴うので、いったん路肩に停車するなどして対処しましょう。

片頭痛だと思っていても、脳疾患や眼病が隠れている可能性も否定できません。

神経内科や眼科で一度、検査をしておくと安心ですね。

 

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