風邪をひいたときに食べるものというと、まずお粥が思い浮かびますが、皆さんはどうでしょう?

お粥以外にも消化にいい食べ物や飲み物はいろいろあります。

いざ風邪をひいたときに考え込まなくて済むよう、いくつかレパートリーを頭に入れておくと便利ですよね。

消化にいい食べ物や飲み物、一人暮らしに便利なコンビニで買えるもの、さらに子供が好きそうなものを見ていきたいと思います。

 

Sponsored Link

 

風邪を引いたときは何を食べる?

はてな

消化にいいもの

そもそも「風邪のときは消化にいいものを食べなさい」という理論はどこから来るのでしょうか。

一つは、風邪をひくと胃腸が弱ってしまうため。

できるだけ胃にとどまる時間が短くて、負担をかけない消化にいいものが選ばれるのです。

そしてもう一つは、エネルギーを消化ではなく“風邪を治すほう”に使ってもらうため。

ウイルスや細菌と戦ってくれる免疫や代謝を優先させるためにも、エネルギー消費が少なくて済むものが選ばれるのです。

 

消化に悪いものは?

では、どんなものが消化に悪いのでしょうか。

 

  • 脂っこいもの
  • 硬いもの
  • 肉類

 

これらが消化に時間がかかるため良くないと言われています。

また胃に負担のかかる冷たいもの、香辛料などの刺激物、アルコールも良くありません。

味付けはあっさりで、なおかつ柔らかく煮るなどの調理をしたものが風邪のときには良いでしょう。

 

栄養にも注目!

消化にいいことのほかに、免疫力を高めたり体力をつけるためにも、バランスよく栄養を摂ることは大切です。

野菜類にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているので意識して摂りたいですね。

そのなかでも、皮膚粘膜を正常にして免疫力を高めてくれる作用のあるβカロテンやビタミンCに注目しましょう。

 

Sponsored Link

 

風邪に効く食べ物

野菜

 

食べものはしっかり煮込んで柔らかくしたものでも、噛まずに飲み込んでしまうのは良くありません。

唾液に含まれる消化酵素がはたらくように、よく噛んで食べるようにしましょう。

 

大根

大根は“天然の消化剤”とも呼ばれ、胃腸の機能を高めて消化を助けてくれる効果があります。

白い部分に多いのはアミラーゼやオキシターゼといった消化を促進してくれる酵素です。

これらの酵素は熱に弱い性質をもつので、生のまま、大根おろしなどにして使いたいですね。

大根おろしはうどんに入れるのもオススメです。

 

皮の部分には、免疫力を高めてくれるビタミンCが豊富です。

さらに葉の部分にはビタミンAやビタミンB2、カルシウムや鉄などのビタミン・ミネラルが豊富に含まれているので、捨てずに活用したいですね。

大根のピリっとした辛さはイソチオミアネートという成分によるもので、こちらも胃液分泌を促して消化を助けてくれます。

大根おろしの汁にも成分はたっぷり入っているので、捨てずにハチミツなどを加えて飲むと良いでしょう。

 

かぼちゃ

かぼちゃにはβカロテンが豊富に含まれています。

βカロテンは必要な分だけビタミンAに変換して、免疫をサポートしてくれるので嬉しいですね。

血流を改善してくれるビタミンEは野菜のなかでもトップクラスで、ほかにビタミンCも豊富です。

 

かぼちゃは重量があるため、少量でもビタミンやミネラルをしっかり摂ることができ、さらに満腹感も得られます。

ただし硬いので柔らかく煮たり、スープにするなどして食べるようにしましょう。

 

Sponsored Link

 

みかん

みかんといったらビタミンC。

冬にこたつでみかんを食べるのは風邪予防にも繋がります。

ビタミンC以外にも、ビタミンAやビタミンE、カリウムやカルシウムなども豊富です。

 

風邪のときのみかんの食べ方には「焼きみかん」というものが民間療法で伝わっています。

みかんを丸ごと弱火であぶって、熱くなった果汁にしょうが汁を加えて飲みます。

焼きみかんには体を温める効果があるので、風邪の引き始めで寒気がするときにもオススメです。

 

うどん

うどんは小麦粉と塩、そして水のみで作られているため、米よりも消化にいいとされています。

柔らかくなるまでよく煮込んで、しっかり噛んで食べましょう。

具材には大根おろしや生姜、野菜を使ったあんかけなどがオススメです。

逆に天ぷらやかき揚げ、牛肉、お揚げなどは消化に悪いので避けましょう。

 

味噌汁

汁ものは胃腸にも優しく、水分補給にもなります。

味噌汁なら野菜などの具材もたくさん入れられますし、汗などで失われた電解質も補うことができますね。

オススメの具材は、栄養価の高い大根の葉やかぼちゃ、ネギなどです。

 

ネギにはビタミンCのほか、殺菌作用や消化を促す作用などがあります。

野菜以外では柔らかい豆腐、卵を使ってかきたま汁にするのも良いでしょう。

卵はゆで卵などの硬いものよりも、半熟の柔らかいもののほうが消化も良くなっています。

 

Sponsored Link

 

風邪に効く飲み物

つづいて飲み物。

熱による発汗や、胃腸風邪での嘔吐や下痢による脱水には注意しなくてはいけません。

食欲がなくて食べられないというときでも、水分補給だけはしっかり行うようにしましょう。

 

イオン飲料

イオン飲料とは、塩分や糖分をバランスよく含んだ飲料で、スポーツドリンクや経口補水液などがあります。

コンビニなどでも手軽に買えるのはスポーツドリンクですが、糖分が多く含まれているものもあるため注意が必要です。

経口補水液は自宅でも作ることは可能です。

水1リットルに対して塩3g、砂糖20~40gを入れて混ぜ、レモン汁などで味をととのえたら完成です。

 

ただしイオン飲料を日常的な水分補給として子供に飲ませると、糖尿病や虫歯などのリスクを上げてしまいます。

また糖代謝に必要なビタミンB1も不足し、脚気や脳障害を引き起こしてしまうことも。

甘くておいしいイオン飲料を子供が好んでしまわないよう、飲ませるのは風邪のときだけにしましょう。

 

Sponsored Link

 

野菜スープ

ビタミンやミネラルをバランスよく摂るなら、野菜スープがおすすめです。

野菜はトロトロになるまでしっかり煮込んで、味付けは薄めにして野菜の味を楽しみましょう。

豆腐や生姜をプラスしても良いですね。

 

スムージーやジュース

食欲がないときにはスムージーやジュースでも、野菜や果物を摂ることは可能です。

ビタミンC補給にはオレンジジュースも良いのですが、既製品には糖分が多く含まれるものもあるので気を付けましょう。

また冷たいジュースは体を冷やしてしまうこともあるので飲みすぎには注意です。

 

風邪専用のドリンク剤

風邪で消耗している体にピンポイントで聞いてくれるドリンク剤ですが、医薬品の扱いになるため、副作用や飲み合わせには気を付けなくてはいけません。

ドラッグストアや薬局でも購入できるものには、大正製薬の「ゼナジンジャー」や「エーベル」、第一三共ヘルスケアの「ハイアップ」などがあります。

生薬エキスやビタミン、タウリンなどが配合されていて、栄養補給のほか滋養強壮にも効果を発揮します。

タウリンは魚介にも多く含まれる成分で、疲労回復効果や、肝臓を始めとする内臓のサポートをしてくれます。

 

Sponsored Link

 

コンビニで買えるもの

一人暮らしの人や、具合が悪くて調理をするのもキツイという人にとって、強い味方なのがコンビニですよね。

コンビニにも、風邪のときに役立つ食品はたくさんあります。

うどん

コンビニで売られている鍋焼きうどんは、容器ごと火にかけられるため楽ですよね。

よく煮込まれているため消化にいいのですが、具材に天ぷらなどが入っているもの、味付けの濃いものは避けるようにしましょう。

 

おかゆ

温めるだけのレトルトのお粥も便利です。

余力があれば、白米を買ってきて自宅で煮込んでも良いですね。

お粥は味が淡白なので、梅干しや卵、生姜、ネギなどを加えてアレンジしても良いでしょう。

梅干しにはクエン酸が多く含まれ、疲労回復のほか血流改善、殺菌作用、免疫力アップなど風邪のときに嬉しい効果がたくさんあります。

 

野菜スープ

自宅で野菜を種類豊富にそろえてスープを作るより、コンビニで具だくさんのスープを買ったほうが一人暮らしの人にとっては楽だと思います。

野菜スープ以外でも、餃子やワンタンのスープなどもありますし、野菜ジュースなども手軽に購入できますね。

 

おでん

冬場のレジ横コーナーの定番ですね。

風邪のときに食べたい、消化にいい具材には大根や卵、はんぺんなどがあります。

コンビニの食べ物全般にいえますが、自分で作るのとは違って添加物がある一定量入っていることは忘れてはいけないと思います。

 

Sponsored Link

 

子供におすすめなのは?

子供

子供は特に、風邪で食欲がないと食べてくれないですよね。

子供の好きそうなものを考えて、食べやすいように味付けしてあげてください。

ゼリー

ビタミンCを摂れるみかんゼリーなど、ゼリーはのどごしが良いので食欲がないときでも食べやすいと思います。

プリンやアイスクリームも定番ですが、糖分の摂りすぎには気を付けましょう。

 

すりおろしりんご

消化の良いものとして定番ですね。

りんごも“医者いらず”と言われるほど栄養価が高く、すりおろすと免疫力を高めてくれる酵素のはたらきも上がるとされています。

りんごは皮にもポリフェノールが多く含まれているので、もし食べられるようなら皮ごとすりおろすと良いでしょう。

 

ポタージュ

甘いポタージュ系のスープは、好きな子供も多いのではないでしょうか。

かぼちゃやネギなど、材料にも工夫して作りましょう。

 

茶碗蒸し

卵は半熟など柔らかいほうが消化にいいとされています。

茶碗蒸しも消化に良く、のどごしがいいので風邪のときのも食べやすいと思います。

 

 

さいごに

風邪のときには胃腸に負担をかけない、柔らかくて温かいものを中心に食べましょう。

野菜にはビタミンやミネラルが豊富なので、免疫力アップや体力回復のためにも意識して摂りたいですね。

“消化にいい”ことはもちろんですが、よく噛んで食べることも消化を助けるためには重要です。

お粥などの柔らかいものは、ついそのまま飲み込んでしまいがちなので注意したいですね。

栄養が偏らないよう、なにか一種類ではなく、様々なものをバランスよく食べましょう。

 

腸炎のときはどんな食事をするべき?

 

Sponsored Link