かゆいのは鼻の中ですか?それとも外ですか?

鼻の中がかゆいというと、あのムズムズする何とも言えない辛さがありますよね。

鼻の外側がかゆいとこすってしまい、気づいたら赤くなっていたということはないでしょうか。

今日は鼻の中と外がかゆい時に考えられる原因や対策について見ていきたいと思います。

 

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鼻がかゆい原因

はてな

 

鼻がかゆい時には、どのような原因が考えられるのか見ていきましょう。

脂漏性皮膚炎

鼻の外がかゆいという時は、脂漏性皮膚炎が考えられます。

皮膚が赤くなって一見するとニキビのようにも見え、皮膚がカサカサと乾燥して皮がむけてしまうこともあります。

原因はカビ!

脂漏性皮膚炎になるのは皮脂の分泌が多いところで、皮脂や汗を餌にするマラセチアというカビが増殖することが原因です。

マラセチアは私たちの皮膚にもともと存在する常在菌ですが、皮脂を餌に増殖すると肌に炎症を起こしてしまうのです。

辛いものなどの刺激物を好んで食べたり、ビタミンB2やB6が不足したりすると皮脂が酸化してしまいます。

マラセチアは過酸化皮脂が特に好物なので、脂漏性皮膚炎でお悩みの人は、食生活を見直してみましょう。

抗真菌薬で治療

脂漏性皮膚炎の原因はマラセチアというカビなので、カビの増殖を抑える抗真菌薬を使用します。

よく使われるのはニゾラール(ケトコナゾール)という塗り薬ですが、イトラコナゾールやミコナゾールという薬も処方されます。

1~2週間で症状が治まれば良いのですが、炎症が続くようならアルメタ軟膏などの弱いステロイド剤を使用することもあります。

長引くものの場合は、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などの漢方薬もオススメです。

 

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鼻がかゆいのは鼻過敏症?

鼻

花粉症を始めとした、アレルギー症状を伴う鼻のムズムズした鼻のかゆみがある場合には、鼻過敏症が考えられます。

鼻過敏症は、花粉症などの「アレルギー性鼻炎」と、原因にアレルギー物質がない「血管運動性鼻炎」の2つがあります。

鼻炎の症状は主に3つあります。

 

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻詰まり

 

鼻が詰まると口呼吸になるため、口が渇いたり、のどの痛みが見られることもあります。

また眠っている時に鼻詰まりがあると、いびきや不眠の原因にもなりますよね。

同じような粘膜でできている目にも影響し、充血や目のかゆみ、涙が出るなど結膜炎の症状が見られます。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、鼻の中に抗原というアレルギー物質が侵入することで起こります。

鼻水や鼻詰まりは、抗原がこれ以上体内に入らないように防ぐため、くしゃみは抗原を体外に排出しようとするために出るものです。

抗原には花粉のほか、ハウスダストやダニ、黄砂などがありますね。

抗原を吸い込んだ時、それに対応する抗体があると免疫反応が起き、鼻水やくしゃみなどの症状が現れます。

花粉症には漢方薬もオススメ

花粉症が起こるのは花粉が飛んでいる一時期だけなので、抗ヒスタミン剤などを使用して乗り切るという人が多いのではないでしょうか。

眠くなりにくい抗ヒスタミン薬を使うのも良いですが、漢方薬を使うのもおすすめです。

東洋医学における花粉症へのアプローチは、「証」という体質を重視します。

 

花粉症の人は「水代謝異常」といって鼻水や涙といって水の症状が出やすく、「寒症」といって寒冷刺激を受けやすくなっています。

花粉症でよく処方されるのは小青竜湯(しょうせいりゅうとう)。

ただし虚弱体質の人だと強すぎて副作用が心配されるので、苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)が処方されることもあります。

 

抗ヒスタミン薬でおすすめの市販薬8選!

 

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血管運動性鼻炎

それに対して血管運動性鼻炎には、原因に抗原が存在しません。

何らかの刺激によって鼻粘膜の自律神経が乱れることで、アレルギー症状が出ているのだとされています。

原因は急激な温度変化、たばこの煙、飲酒、ストレス、また妊娠を機に発症するということもあります。

まずは検査を

鼻過敏症の場合、まずはアレルギー性か血管運動性かを見極める必要があります。

アレルギー検査は主に4種類あります。

 

  • 血液検査:IgE抗体値から、身体の中に抗体がどの程度あるか調べます。
  • 鼻汁検査:アレルギー性の場合、好酸球という細胞の数が増えます。
  • 皮膚テスト:可能性のある抗原を皮膚に触れさせて、炎症が出るか見ます。
  • 鼻粘膜誘発テスト:抗原と思われるものを鼻粘膜から吸収させて、症状が出るか見ます。

 

検査の結果から、アレルギー性なのか血管運動性なのか、またアレルギー性の場合は何が抗原なのかを特定します。

原因によって、抗ヒスタミン剤などの症状を抑える薬を服用したり、症状が出ないような環境を整えたりと対策しましょう。

 

アレルギー検査は何科に行く?料金はいくら?

 

ドライノーズ

ドライノーズは、ドライアイやドライマウスと同じようなもの。

鼻の中がムズムズとかゆくなり、無性に鼻をかみたくなってしまうので鼻粘膜が傷ついて出血したり、乾燥した鼻水がカサブタになったりすることもあります。

ドライノーズという名前の通り、鼻粘膜が乾燥することによるものなので、カサカサした感じやピリピリとした痛みが出ることもあります。

乾燥は大敵!

ドライノーズの原因は空気が乾燥していることなので、乾燥しやすい冬場は注意が必要ですね。

またエアコンなどの空調設備が整っているところも、気を付けなくてはいけません。

特にオフィスや飛行機、新幹線などの機密性の高いところに長時間いる場合は、乾燥対策をしっかりしましょう。

点鼻薬は、鼻炎の症状がひどいからといって何度も使用していると、鼻粘膜が乾燥してしまうことがあるので注意して下さい。

ドライノーズは加湿が大切

ドライノーズ対策は、乾燥を防ぐことが何より大切です。

加湿器を使ったり、もしくは濡れたタオルを干しておくだけでも湿度を保つことができます。

マスクも普通のものではなく、間に濡らしたガーゼなどを挟んだ濡れマスクが効果的です。

 

最近ではドラッグストアなどで、ドライノーズスプレーというものも見かけるようになりましたね。

ドライノーズスプレーと同じ効果が期待できるのが、生理食塩水です。

生理食塩水は、沸騰させて冷ました水道水500mlに食塩小さじ1を混ぜて、自宅でも作ることができます。

 

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鼻前庭炎

鼻の入り口がかゆいという場合は、鼻前庭炎が考えられます。

皮膚や粘膜にできた傷から、黄色ブドウ球菌が侵入することで炎症をおこす感染症です。

鼻をこすりやすい子供に多い疾患で、鼻のかみすぎや鼻毛の抜きすぎにも注意が必要です。

症状の悪化に注意!

鼻のかゆみのほか、赤く炎症を起こして腫れ、ヒリヒリとして痛みを伴います。

鼻の入り口が乾燥してしまうため、かさぶたとなり剥がれて出血を起こすこともあります。

さらに怖いのは、悪化しておできが出来てしまうこと。

鼻せつとも呼ばれるものですが、細菌がそこから静脈を通って脳へ広がり、感染症を起こしてしまうこともあるため注意しましょう。

治療法は抗生物質

鼻前庭炎も乾燥には注意が必要で、鼻の入り口が乾燥することでかゆくなってこすってしまったり、ひび割れて細菌が入りやすくなってしまいます。

乾燥対策と共に、原因である黄色ブドウ球菌に対抗するために抗生物質を使用します。

処方される薬には、バシトラシン軟膏やムピロシン軟膏などがあります。

もし悪化しておできが出来た場合、脳に細菌が広がらないように切開して膿を取り出す処置をすることもあります。

 

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