女性にとって、とても気になる病気「乳がん」。

芸能人の中にも乳がんにかかっていることを公表している人もいるので、それをきっかけに乳がん検診を受けた人も多いかもしれません。

もしくは自分も受けた方が良いのは分かっていても、何となく「乳がん検診=痛い」というイメージがあって、受ける勇気がない人もいるでしょう。

今回は乳がん検診の検査方法について、検査の種類やどのうように検査が行われるか、痛みなどについてご紹介します。

また年齢によって違う検査法についてもご紹介するので、若いけれど受けるべきか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

 

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日本の乳がんの現状

以前は欧米人に多かった乳がんですが、食生活の欧米化にともない日本人女性の間でも乳がんにかかる女性は右肩上がりで増えています。

女性の12人に1人が発症する!

「ガン」と聞くと、高齢者に多い病気に思われがちですが、乳がんは他のがんと比べて病気にかかる年齢が低いのが特徴。

30代から発症する人の数が増え、40代後半~50代前半の女性が最もいガンとなっています。

中には20代で発症する人もいます。

また乳がんで亡くなる人は年間1万3千人を超えていて、1980年台と比べると約3倍までになっています。

若いから大丈夫!という言葉は、乳がんには通用しないのです。

 

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乳がんになりやすい人の特徴

乳がんになりやすい人には、以下のような特徴があります。

当てはまる項目があるか確認してみてください。

体内のエストロゲン濃度が高い人

乳がんは、エストロゲンという女性ホルモンが深く関係しています。

エストロゲンは卵巣から分泌されるホルモンで、生理や妊娠、女性らしい体づくりに欠かせないホルモンです。

エストロゲン濃度が高いと、乳がんになるリスクが高くなる可能性があります。

閉経後に女性ホルモンの補充療法を行っている人や、経口避妊薬を使用している人は注意が必要です。

 

初潮が早かった人、閉経が遅い人

初潮が早かった人や閉経が遅い人は、体内のエストロゲン濃度が高い期間が長いです。

そのため乳がんを発症するリスクが高いと言われています。

 

初産が遅い人、妊娠や出産の経験がない人

初めて出産する年齢が高ければ高いほど、乳がんになりやすいことがわかっています。

授乳中はエストロゲンの分泌量が低下すること、妊娠や出産をすることで、乳腺の細胞が悪性化しにくくなります。

妊娠出産の経験がない人は出産経験のある人よりも乳がんになりやすいので、気を付けなければいけません。

 

肥満体型の人

エストロゲンは肥満細胞でも作られているので、肥満体型の人も要注意です。

 

家族で乳がんにかかったことのある人がいる

遺伝性の乳がんもあるため、家族に病歴のある人は定期的に検診を受けた方が良いでしょう。

その他にも、アルコールや喫煙、糖尿病なども関係しています。

乳がんになりやすい項目に当てはまる人は、特に定期的に乳がん検診を受けることが大切です。

 

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乳がん検診で早期発見が大切

 

乳がんは早期に発見して治療を行うことで治せる病気です。

ところが「乳がん検診は痛い!」「自分は大丈夫だし、胸を見られるも抵抗がある」という理由で検診になかなか行けないという人も多いかもしれません。

発見が遅れて病状が進むと手術が出来なかったり、最悪命を落とすこともあるため、後悔しないためにも、検診は受けましょう!

乳がん検診の種類

視診と触診

乳房の形や、皮膚の状態、しこりがないかを確認する検査です。

 

 超音波検査(エコー検査)

触診ではわからない小さいしこりを発見したり、リンパ節転移がないかを発見する検査です。

マンモグラフィーと比べて部分的な情報しか分かりませんが、痛みがなく、体に負担のない検査です。

 

マンモグラフィー

乳がんの初期症状である石灰化を発見したり、病変の広がりを診ることができる、乳房専用のレントゲン検査です。

超音波検査では届かない、乳房の深いところも確認できます。

 

若い人の場合、乳腺が発達しているので病変が画像に白く写ってしまい、発見しにくくなります。

そのため、20代の人はマンモグラフィーではなく、超音波検査を行うのが一般的です。

「乳がん検診=痛い」というイメージは、このマンモグラフィーから来ています。

 

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マンモグラフィーは痛いの?

 

マンモグラフィーを行う時は、乳房を板で挟んで撮影します。

この時、乳房が立体的なままであった場合、病変が隠れてしまう原因になります。

そのため、なるべく乳房が薄く、平らになるように圧迫されますが、この強い圧迫で乳房自体や皮膚に痛みを感じる人が多くいます。

痛みの感じ方には人それぞれ個人差がありますが、我慢できないほどの痛みではありません。

痛みを減らすには検査時期が重要

検査をする人の技量によっても多少変わりますが、自分でできる「痛みを減らす対処法」としては、検査を受ける時期に気を付けること。

排卵や生理の前になると、何もしていなくても胸が張って痛みを感じる人もいます。

そんな時にマンモグラフィーで検査をすると痛みがさらに増す・・・なんてことに。

少しでも痛みを感じにくくするためには、排卵や生理の前を避けるようにしましょう!

 

20代でも検診を受けた方がいい?

厚生労働省では、40歳以上の人に2年に1回乳がん検診を受けるよう推奨しています。

これは、マンモグラフィーによる診断の正確性が高いのが、40歳以上であることや40歳を超えると乳がんになる人が増えることが関係しています。

ここで出てくるのが、若い人は受けなくていいのか?という疑問です。

 

ところが、最初にも述べたように早い人では20代でも乳がんになっています。

そのため20代、30代だからと言って、検診を受けなくてもいいや!というわけではなく、若い時から関心を持って乳がん検診を受けられることをおすすめします。

20代など若い人の場合は自己負担にはなりますが、超音波検査が一般的なので、痛みを感じることなく検査を受けることが出来ます。

 

 

さいごに

女性にとって、乳房はとても大切なもの。

マンモグラフィーの場合、痛みを感じることがありますが、早期発見するためにも検診はきちんと受けるようにしましょう。

また自己触診をしたり、左右の形に変化がないか観察したり、日頃から気を付けることも大切です。

しこりを感じたり、違和感がある場合は早めに病院を受診しましょう。

 

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