どこかに出掛けてたくさん歩いた日、帰ってきたら足の裏が痛くなってた・・・

すぐに良くなるようなら問題ありませんが、それがずっと続くと辛いですよね。

立つにも歩くにも、私たちが生活していく上で欠かせない存在である足の裏。

今回は歩きすぎが原因かもしれない、足底腱膜炎について見ていきましょう。

 

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土踏まずが痛くなるわけ

足の裏の構造

足の裏は意外と複雑な作りになっています。

かかと・足の甲・指それぞれがたくさんの骨の組み合わせで出来ていて、そこに筋肉や関節がついて、私たちの全体重を支えています。

足の裏にある土踏まずは、地面に付かない、足の裏の凹んだ部分のこと。

その形状から「アーチ」とも言われ、衝撃を吸収するクッションの役割を持っています。

 

土踏まずは3つのアーチでできている

土踏まずは2つの筋肉によって、3つのアーチが構成されています。

内側縦アーチ(親指側)と、外側縦アーチ(小指側)、そして足の甲のカーブに沿った横アーチです。

特に内側縦アーチはへこみも大きいため、何かしらの影響があると、痛みが出やすくなっています。

足の裏が痛くなる足底腱膜炎も、この内側縦アーチ部分に負担がかかることで起こります。

足底腱膜炎になる人は、アーチ部分が潰れてほぼ平らになった偏平足の人や、逆にアーチが高すぎるハイアーチの人が多いです。

 

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足の裏が痛いのは足底腱膜炎?

足底腱膜炎の症状

朝起きて歩き始めた最初の数歩や、足の裏が地面から離れる瞬間に痛みが強く出ることが多いです。

長時間立ち仕事をしていたり、一日中歩き回ったりと足に負担がかかった時に痛みが出たり、痺れや違和感を伴う人もいます。

痛くなる部分は土踏まずを中心に、かかとにまで広がることも。

比率は男性よりも女性のほうが多く、足底腱膜炎で訪れる人の7割が女性という病院もあります。

 

足底腱膜炎になりやすい人は?

足底腱膜とは足の裏の筋肉を包んでいる膜のことで、他の組織と同じように加齢に伴ってだんだんと衰え、硬くなります。

40~50代での発症率が高く、足底腱膜炎の痛みはこの膜に負荷がかかって炎症が起きることで出てきます。

原因となる負荷は日常生活の様々な部分で発生していて、下にあてはまるような方は要注意です。

 

  • 急に長距離を歩いた時、長時間立ち仕事をしている
  • 剣道などの足の裏に負担のかかるスポーツをしている
  • ジョギングを趣味にしている
  • ヒールを好んで履く女性

 

 

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足底腱膜炎になる原因

太っているから!?

足底腱膜炎で診察を受けると、「肥満が原因なので痩せてください」と言われるケースが多いです。

私たちの全体重を支えている足の裏には、体重の4倍もの重さがかかっていると言われています。

50kgの人なら200kg、100kgの人なら400kgなので、確かに太っている人のほうが足にかかる負担は大きいですね。

しかし肥満はあくまで原因の一つで、ダイエットをして痩せれば必ず治るというものでもありません。

 

根本原因は「ゆがみ」

足の裏の骨をまとめて、足根骨といいます。

かかとから指先まで、複数の骨で出来ている足根骨は、捻挫などの外傷や姿勢の影響でゆがみが出ます。

片足重心になりがちだったり、ヒールのある靴をよく履いていたり、クセのある歩き方をしているなど、思い当たることはありませんか?

 

膝とつま先の向きをチェックしよう

若い女性に多いのはいわゆる内股で、膝が内側に入り、つま先が外側を向いている状態です。

本来は膝とつま先が同じ方向を向いているのが正しい姿勢なのですが、いかがでしょうか?

足根骨が0.数mmゆがんだだけでも、足底腱膜炎になる可能性は高くなります。

 

足底腱膜はゆがみがこれ以上酷くならないように、常に張った状態で負荷に耐えていて、偏平足はまさにその状態です。

アーチが潰れることで足底腱膜がピンと張っているため、歩いたり体重がかかったりすると痛みが強くなってしまうのです。

肥満の人は痩せることも大前提ですが、ゆがみも直さないと、いつまでたっても痛みが引かないと苦しむことになります。

 

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「足底腱膜炎」と「足底筋膜炎」の違いは?

 

どちらかというと、よく聞くのは足底筋”膜”炎なのではないでしょうか。

足底”筋”膜炎も足底”腱”膜炎も、実はほとんど同じもの。

足底”腱”膜が主に土踏まず周辺の筋肉を包む膜なのに対し、足底”筋”膜は足の裏全体に対応しています。

 

しかし足底筋膜炎もほとんどが土踏まず周辺の症状のため、医師がどちらで言っても同じ疾患だと考えて大丈夫でしょう。

医学上では「足底”腱”膜炎」が正しい疾患名となっています。

ちなみに足底腱膜炎は現代病です。

 

昔の人は裸足で生活することが多く、適度に足の裏が鍛えられていたため足底腱膜炎になる人はほとんどいませんでした。

現代では高性能のインソールやスリッパなど、常に足の裏は過度に守られた状態にあります。

そのため筋力も弱まってしまい、足底腱膜炎になってしまうのです。

 

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治療方法

 

足底腱膜炎と診断されると、湿布を処方されたり痛み止めの注射を打たれて「様子を見てみましょう」と言われることが多いですが、実際にそれで治ることはありません。

足底腱膜炎の原因は、足底腱膜や筋肉が硬くなっていることと、足根骨のゆがみ、そして疲労が積み重なったことです。

これらの根本原因を改善していかなくては痛みが治まりません。

 

慢性的な痛みは温めよう

湿布は炎症を止めるものであって、硬くなった筋肉をほぐすには逆に温めなくてはいけません。

お風呂にゆっくり浸かって、血行を良くして筋肉をほぐしながら同時に足に溜まった疲労も取りましょう。

信頼できる病院を

完治を望む人は、しっかりと治療のできる病院を選ぶことも大切です。

ただ症状を抑えるだけではなく、腱膜や筋肉を治療してくれるところを探しましょう。

足根骨のゆがみ矯正には、整体や鍼灸などがあります。

 

また足の裏を動かすと足から脊髄まで連動するため、骨や関節がスムーズに動くような治療から始めるところもあります。

信頼のおける治療を、私たち自身で選ぶ必要性がありそうです。

 

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痛みの緩和

 

足底腱膜炎の完治を目指して治療をしていても、そんなにすぐ良くなるわけではありません。

では、辛い痛みを緩和する方法はあるのでしょうか?

原因がスポーツなどはっきりしている人は、一度それをストップして足を休ませてあげてください。

 

インソールだけに頼らない

当たり前のことですが足に合った靴を履き、足の裏全体を使って重心移動できるようなものを選びましょう。

インソールを使う人もいますが、足の裏の筋力を低下させてしまいます。

靴底も分厚すぎず薄すぎず、ちょうど良い厚さのものを選びましょう。

 

ふくらはぎ周りの柔軟性を高める

ストレッチは筋肉をほぐして柔軟にするようなものを取り入れますが、痛みが強い時に無理にストレッチをすることは逆効果です。

足の裏を中心に、ふくらはぎやアキレス腱もほぐしましょう。

ふくらはぎの筋肉は足の裏にまで繋がっているので、原因がふくらはぎから来ている可能性もあります。

 

またふくらはぎは血液を送るポンプの役割も強いため、血行改善に繋がります。

負担を軽減させるあまり、筋力を弱めてしまうこともあるのでサポーターやテーピングの使用は、ほどほどにして下さいね。

 

 

 

土踏まずやかかとが痛むほかの要因

土踏まずやかかとが痛い時、足底腱膜炎以外にも原因があります。

痛風は親指の付け根が痛くなるイメージですが、土踏まずに痛みが出る人もいます。

土踏まずにしこりがあって、当たって痛むようなら良性の腫瘍である足底繊維腫かもしれません。

他には骨盤や股関節の歪み、坐骨神経痛など、足の裏以外から来ているケースもあります。

 

また土踏まずの胃腸のツボを押して痛い場合は、胃腸が疲れているのかもしれません。

暴飲暴食を見直したり、胃腸を休ませるために軽い断食をしてみるのも良さそうです。

または単なる運動不足の場合もあるので、歩きすぎて疲れたら安静にして様子を見てください。

それで良くなるようなら、足底腱膜炎の心配はしなくて大丈夫そうです。

 

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