口の中で血の味がすると、気持ち悪いですよね。

舌を噛んだわけでも、怪我をしたわけでもないのに血の味がすると、心配になってしまうと思います。

口の中で血の味がする時に考えられる原因について見ていきましょう。

 

Sponsored Link

 

口の中で血の味がする原因

口の中のほかに、内臓疾患が原因になっている場合があります。

歯周病

 

歯磨きをしたタイミングなどで、歯茎から出血はしていませんか?

出血はしていなくても、炎症を起こした歯茎の中に溜まった血が滲み出てきているのかもしれません。

歯周病の原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれるもの。

歯についている、白いネバネバとした物質です。

 

歯垢は細菌の塊です。

歯磨きできちんと落せていないと溜まっていき、結晶化して歯石となります。

歯周病になると歯茎が炎症を起こし、赤く腫れてブヨブヨになったり、歯を支えている骨まで溶かして、歯がグラグラになってしまったりします。

 

最悪の場合、そのまま歯が抜けてしまうことも。

歯周病は初期では気づきにくく、進行して歯がグラグラになるまで放置してしまう人もいます。

予防としては正しい歯磨きのほか、定期的に歯科を受診して診てもらうこと。

歯石は自分では取れないので、定期検診の時に取ってもらうようにしましょう。

 

Sponsored Link

 

金属の劣化

 

血の味がする原因のもう一つは、歯の詰め物などに使われている金属が劣化しているということが考えられます。

歯科治療で使われている金属は、基本的に金属の味がしないものなのですが、年月が経ったものだと劣化してしまうことがあります。

舌で触ってみて、鉄臭い味はしませんか?

 

また、人工の歯の手入れが不十分だと、その歯に歯垢が溜まって金属が腐敗してしまうこともあります。

人工の歯やブリッジ部分に付着した歯垢は、周囲の歯を虫歯にしてしまう原因でもあります。

詰め物の下にできた虫歯は、レントゲン検査をしないと分かりません。

金属が劣化していないか、詰め物の下に虫歯は出来ていないかなど、定期的に診てもらいましょう。

 

逆流性食道炎

口の中で血の味がする原因は、口内にあるとは限りません。

その一つとして、胃や食道などの消化器官が挙げられます。

過剰に分泌されてしまった胃酸が、胃から食道へと逆流してしまう逆流性食道炎。

 

胸焼けやゲップ、呑酸が主な症状ですが、上がってきた胃酸が食道の粘膜を攻撃してしまうことで、炎症を起こした粘膜から出血してしまうこともあります。

その血の匂いが、咳をした時に一緒に口まで上がってきているのかもしれません。

逆流性食道炎を起こすと、食道がダメージを受けて、咳も出やすくなってしまいます。

消化器症状があって、咳をしたタイミングで血の味を感じるようなら、逆流性食道炎が考えられます。

 

空腹時に吐き気がする・・・胸焼けの治し方

 

Sponsored Link

 

肺の病気

 

もう一つ、咳をした時に血の味を感じる原因として、肺疾患という可能性もあります。

喉や気管の傷

肺を患うと、症状として咳が出ることが多いですよね。

咳をし過ぎると、喉や気管の粘膜が傷ついて、出血してしまうことがあります。

その血の匂いが咳と一緒に口まで上がってきているのかもしれません。

 

喉や気管の粘膜はとてもデリケート。

肺疾患でなくても、長引いた風邪で咳をし過ぎていると、傷ついてしまうかもしれません。

そして、傷ついた粘膜はすぐ塞がるわけではないので、咳をするたびに傷口が開きやすくなってしまうのです。

痰に血が混じる

もしくは痰が絡む咳の場合は、痰に血が混じっているという可能性もあります。

吐き出した痰に血が混じっていると焦ってしまいますよね。

もちろん病気で血が混じっている場合もありますが、喉や気管での出血ということもあります。

血が線状に混じっている時は喉で、全体に混じっている時は気管より奥で出血していることが考えられます。

 

喘息

喘息でも咳が止まらなくなるため、喉や気管から出血しやすくなっています。

喘息というと気管支喘息が一般的ですが、ほかに、運動をした時に発作が起こる運動誘発性喘息というものがあります。

運動誘発性喘息

運動後、20~30分ほど喘息発作が起こるもので、頻繁に運動する人だと気管に炎症が起こりやすくなってしまいます。

運動をした時だけですぐに回復するものですが、発作止めの薬もあるので、日常的に運動をする人は病院で相談してみましょう。

 

Sponsored Link

 

味覚障害

 

口の中で血の味がする時、血が出ているのではなくて、味覚が誤作動を起こしているのかもしれません。

味覚障害というと、味が分からなくなったり、味がしなくなったりといった味覚異常のイメージが強いと思います。

しかし、味覚障害には、何を食べても同じ味に感じたり、何も食べていないのに味がするといったことも含まれます。

亜鉛不足

味覚障害の原因として多いのは、亜鉛不足。

ダイエットをしていたり、コンビニ食やファーストフードばかり食べていたりと、栄養が偏ってはいませんか?

飲んでいる薬によっては、身体が亜鉛を吸収するのを阻害してしまうものもあります。

 

亜鉛が多く含まれている食材には、牡蠣、牛肉、豚レバー、卵、海藻類、豆類などがあります。

これらの食材と一緒に、クエン酸やビタミンCを取ると亜鉛の吸収率が良くなります。

是非、カキフライにはレモンを添えてくださいね。

加齢

ほかの原因としては、加齢ということも考えられます。

55歳を過ぎた頃から、舌にある味蕾(みらい)という味を感じる組織が減少し始めてしまいます。

特に塩味に対する味覚が鈍くなりやすいので、塩分の摂り過ぎには注意しましょう。

舌苔

もしくは、舌に付いている白い物質、舌苔(ぜったい)が分厚くなっていませんか?

舌苔が分厚くなりすぎると、味蕾まで覆われてしまって、味を感じることができなくなってしまいます。

舌苔が厚くなる原因は、ストレスや内臓疾患、歯磨き不十分など様々です。

気になる方は一度、耳鼻咽喉科や口腔外科で診てもらうと良いかもしれません。

 

口の中がしょっぱい!原因となる9つの病気

 

Sponsored Link

 

副鼻腔炎

鼻

口は、喉から鼻へと繋がっているため、鼻に異常がある場合でも口の中で血の味がすることがあります。

副鼻腔炎は、鼻の奥、副鼻腔という空洞部分に膿が溜まってしまうもの。

蓄膿症という名前で有名ですね。

副鼻腔で炎症が起こっていると、鼻の粘膜は弱くなってしまいます。

 

そこで頻繁に鼻をかんでいると粘膜は傷ついてしまいます。

副鼻腔だけではなく、花粉症などのアレルギー性鼻炎や風邪の時にも注意が必要。

また、鼻血が出た時にも、血の匂いが喉を通って口に伝わることがあります。

 

副鼻腔炎には鼻うがいが効く?

鼻水が緑色や黄緑色になる7つの原因

 

 

さいごに

味覚障害や、歯の詰め物の金属が劣化した時など、実際は出血していないという場合もあります。

また、口以外の粘膜から出血しているというケースも多く見られます。

傷などがないか、原因になっている疾患を治すことに集中しましょう。

 

Sponsored Link