「食べることが生きがい!」という人もいると思いますが、自分の好きなものだけを食べていれば幸せというわけでもないですよね。

体に悪いものを食べ続けていたら、健康を損ねてしまうかもしれません。

もしかしたら、あなたが好んで食べているものは体に悪いのかも……。

どんな食べ物が身体に悪いのか、どうして悪いのかについて見ていきたいと思います。

 

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体に悪い食べ物ランキング

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【1位】 トランス脂肪酸

「トランス脂肪酸は体に悪い」というのは耳にしたことのある人も多いと思います。

マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドなどに多く含まれていて、これらを使っている食品にも要注意です。

トランス脂肪酸とは?

脂肪酸は、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)で構成された脂質の一種です。

この三つの構成要素の結びつき方によって「シス型」と「トランス型」の二つがあり、ほとんどの脂肪酸はシス型となっています。

ではトランス型にはどのようなものがあるのでしょう。

まずは硬化油と呼ばれる、油に水素を添加させて作った固形の油で、マーガリンなどがこれに当たります。

ほかには反芻動物(牛や羊など)の肉や乳製品、植物油を脱臭のため高温処理したときにも少量のトランス脂肪酸は含まれます。

 

どうして体に悪いの?

トランス脂肪酸を長期に過剰摂取していると、悪玉(LDL)コレステロールが増えて、逆に善玉(HDL)コレステロールが減ってしまい、動脈硬化や心臓病のリスクが上がるとされています。

また、女性にとっては嬉しくないニキビや肌荒れの原因にもなってしまいます。

 

アメリカでは禁止!

アメリカでは、2006年から食品ラベルにトランス脂肪酸の含有量を表示することが義務化されました。

2015年には3年以内にトランス脂肪酸の全面廃止をすると宣言し、2018年の6月から全廃となる予定です。

ちなみに日本人はトランス脂肪酸の摂取量が基準値よりも少ないということで、食品ラベルへの表示義務などもありません。

しかしファストフートなど食の欧米化に伴って、トランス脂肪酸に接する機会も増えてきているので気をつけたいですね。

 

こんな食品に注意!

トランス脂肪酸が多く含まれているのは、マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドなど。

さらに、これらを使って作られるパン、洋菓子(ケーキやドーナツなど)、揚げ物(フライドポテトなど)にもトランス脂肪酸は多く含まれています。

WHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)による専門家会合では、総エネルギー摂取量のうち、トランス脂肪酸は1%未満(1日あたり2g未満)で良いとされています。

食品からわざわざ摂取する必要はない、ということですね。

 

ラクトアイスにも要注意!

暑くなってくると食べたくなるアイスクリーム。

一口にアイスといっても、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓などの種類があります。

気をつけたいのは”ラクトアイス”と呼ばれるもの。

これには乳脂肪がほとんど使われておらず、植物性油脂(=トランス脂肪酸)によって作られているのです。

ラクトアイスは安価なのも魅力ですが、1個で1日に必要な脂質の6割を摂ってしまうとも言われているので気をつけたいですね。

 

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【2位】 加工肉

ハム

 

ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉には、色が黒ずむことを抑えるために発色剤が使われています。

亜硝酸ナトリウムという食品添加物で、WHOは2015年に「発がん性あり」と認定しています。

亜硝酸ナトリウムとは?

亜硝酸ナトリウムは発色剤で、加工肉が黒ずむのを予防するために使われる食品添加物の一つです。

また、ボツリヌス菌による食中毒の予防のためにも使われています。

 

発がん性あり

WHOの国際がん研究組織によると、亜硝酸ナトリウムを使った加工肉には「発がん性がある」とのこと。

特に大腸がんのリスクが上がるとされています。

ただし日本人の摂取量は世界的に見ても少なく、食品への添加量もかなり低く設定されているため、普通に食べている分には問題なさそうです。

 

こんな食品に注意!

一般的にスーパーなどで売られているハムやソーセージ、ベーコンなどには亜硝酸ナトリウムが使われています。

また、たらこや明太子といった魚卵にも発色剤として使われています。

「発がん性あり」と聞くと、なんだか食べるのが恐くなってしまうと思いますが、普通に食べている分には問題がないとされています。

逆に亜硝酸ナトリウムを使っていない場合、日にちが経つと黒ずんで見た目が悪くなってしまいますし、ボツリヌス菌による食中毒の心配も出てくるので、そのあたりを譲歩する必要もありますね。

また加工肉だけでなく、赤肉などの食べすぎも健康に悪いとされています。

 

肉の食べすぎに注意!

赤肉(牛、豚、羊など)にも“おそらく”発がん性があるとされています。

赤肉をよく食べる女性、または肉全般をよく食べる男性では結腸がんのリスクが上がると懸念されています。

加工肉に限らず、肉の食べすぎは体に良くないということがわかりますね。

ただし、牛肉には良質なたんぱく質、豚肉にはビタミンB群が多く含まれていたりと、肉を食べることにより摂取できる栄養素というのもたくさんあります。

なにごとも適量が良いということですね。

 

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【3位】 コンビニ弁当

コンビニ

 

なんといっても手軽で便利なコンビニですが、やはり体に良くないものも多いようです。

産地がわからないもの、食品添加物が多く使われていることなどが問題ですね。

食品添加物

コンビニ弁当をはじめ、コンビニで売られている食品の多くには保存料などの食品添加物が使われています。

実際にパッケージの原材料名を見てみると、様々な食品添加物の名前を目にすることになると思います。

これらの食品添加物はすべて国で「使っても大丈夫」と認可がおりたものですが、やはり気になりますよね。

 

こんな食品に注意!

コンビニではお弁当以外にも様々な食品が手に入ります。

インスタント麺やカップラーメン、レジ横のホットスナック、菓子パン、スイーツ、おにぎり、そして清涼飲料水。

たとえば、レジ横のアメリカンドッグに使われているソーセージ、おにぎりに入っている明太子には亜硝酸ナトリウムが含まれていますし、菓子パンやスイーツではトランス脂肪酸が気になりますね。

最近では「保存料・合成着色料不使用」という表示も見かけます。

これには代替品としてほかの食品添加物が使われていることも多いので、原材料名などを自分でしっかり確認することが大切です。

 

野菜だからって安心できない!

コンビニ弁当には野菜たっぷりメニューのものもありますし、サンドイッチやカット野菜なども人気ですよね。

しかしコンビニの野菜は製造過程で食品添加物を使っていることが多く、野菜特有の栄養が抜け落ちてしまっていることも考えられます。

栄養がしっかり摂れそうなコンビニ弁当でも、そればかり食べていたら栄養失調になってしまうこともあるので気をつけましょう。

 

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【4位】 小麦

パン 小麦

 

小麦というとパンや麺などで普通に食べる食材ですが、一部の人にアレルギー反応が出てしまうこともあるので注意が必要です。

グルテン

小麦は水と一緒にこねると独特の弾力が生まれますが、これはたんぱく質の一種であるグルテンによるもの。

しかしグルテンへの耐性のない人が小麦を食べると、アレルギー反応を起こしてしまうことがあるのです。

 

セリアック病(グルテン過敏性腸症)

グルテンに耐性のない人が小麦を食べると、小腸で炎症が起こり、栄養の吸収や老廃物の排泄などが上手くできなくなってしまうのです。

症状の程度は人それぞれで、便秘や下痢、アレルギー症状、体重の増減、イライラやだるさなどがあります。

 

グルテンフリー

「グルテンフリー」と聞くと、小麦製品を食べないことによるダイエットというイメージがあるかもしれませんが、グルテンに対する過敏症を防ぐためにも使われる言葉です。

体調不良の原因が小麦であると自分では気づかないこともあると思いますが、気になる人は一度グルテンに対するアレルギーがあるかどうかの検査を病院で受けると良いでしょう。

 

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【5位】 炭酸飲料

炭酸

 

果汁入りでない炭酸飲料の味付けは、基本的に甘味料や酸味料でされています。

炭酸飲料でよく使われる人工甘味料としては「アスパルテーム」や「スクラロース」などがあります。

アスパルテームには砂糖の200倍近い甘さがあり、スクラロースには600倍近い甘さがあるとされています。

 

体内に入っても分解されずに排泄されるため、低カロリー製品として使われることも多いのですが、だからと言って絶対に太らないとは言えません。

人工甘味料でも膵臓に働いてインスリンの分泌を促しているとされているので、炭酸飲料を水代わりに飲むことは絶対やめましょう。

また砂糖と比べてもまだ歴史が浅く、解明されていない点も多いので摂りすぎには注意したいですね。

 

【6位】 缶コーヒー

自動販売機やコンビニでも手軽に買える缶コーヒーですが、砂糖やミルクの入っているタイプには要注意。

人口甘味料をはじめ、香料や乳化剤などの食品添加物が多く使われていて、やはり問題がないとは言えません。

では、ブラックの無糖タイプなら良いのかと言えば、「焙煎」や「挽きたて」などの香りを売りにしているものでは香料が使われている可能性も考えられます。

 

缶コーヒーは種類も豊富なので、自分でよく選ぶ必要がありますね。

またミルクの代わりに使うコーヒーフレッシュも、実はトランス脂肪酸。

ミルクに似せるため香料や乳化剤なども使用している製品が多いので気をつけたいですね。

 

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【7位】 大豆

大豆

 

大豆といえば「畑の肉」と称されるほど栄養価も高く、体に良さそうなイメージがありますよね。

しかし、未発酵の大豆には少し考えなくてはいけないこともあるのです。

大豆に含まれる有害な成分

大豆は自然界で鳥や動物に食べられないように身を守るため、有害な成分を持っているといわれています。

これらの成分は、発酵や長時間水に浸けておくことで除去されるという性質を持っています。

味噌や納豆といった発酵食品なら問題ないのですが、豆腐や豆乳などの未発酵食品では有害物質が残っているとの見解もあるのです。

どんな悪影響があるの?

未発酵の大豆では、含まれるたんぱく質によって消化が悪く、腸内でガスを発生させるとされています。

またミネラルの吸収を阻害するため、女性では貧血のおそれも出てきます。

 

ただし栄養価も高い!

もちろん大豆は「畑の肉」と言われるように良質なたんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラルも多く、特有成分である大豆イソフラボンなどの素晴らしい効果もあります。

そのため、国では摂取が推奨されています。

 

大豆イソフラボンの効果

大豆イソフラボンの特徴としては、エストロゲンという女性ホルモンに働きがよく似ていることがあげられます。

骨粗しょう症予防や更年期症状の緩和などが期待できますが、摂りすぎると女性ホルモンのバランスをかえって崩してしまうことも考えられます。

 

妊婦さんのサプリメントはダメ

大豆イソフラボンを摂りすぎると、DNAに影響が出るとされています。

そのため、妊婦さんがサプリメントなどで過剰摂取をすると、お腹の中の赤ちゃんに影響が出てしまう可能性があるのです。

普通に大豆として食べている分には問題がないので、あえてサプリメントなどで上乗せする必要はないということですね。

 

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

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【参考】
WHO Statement “Links between processed meat and colorectal cancer”
農林水産省 「大豆および大豆イソフラボンに関するQ&A」